オタケベ！カスカベ野生王国

春日部市ふたば長の新しい町長となった『四膳守』が、しんのすけの通うふたば幼稚園にやってきた。そして、地球環境が危機的状況でエコ活動が必要だと説明し、『四膳守』はふたば幼稚園の園児を連れて、課外授業で街のゴミ拾いをする。すると、しんのすけは河原で謎のケースを見つけ、中身は緑色の液体が入った小瓶でそれを持ち帰る事にする。

その夜、ひろしがビールを飲もうとするがなかった為、しんのすけが持ち帰った小瓶を見つけて飲んでしまう。みさえも栄養ドリンクだと勘違えしてしまい一口飲んでしまうが、ひろしもみさえも知らない小瓶のドリンクであった。

次の日、ひろしはシロの犬小屋の上でニワトリのモノマネをしていて、買い物に行ったみさえはみかんが転がっているのを見つけ猫のように遊んでいたのだ。みさえとひろしは自分の行動を謎に思ったのだ。するとある朝、ひろしはニワトリの顔になっていてみさえは豹の顔になっていた。

しんのすけは、ひろしとみさえが動物になった事を自慢しようとかすかべ防衛隊を自分の家に呼ぶ事にする。だが、謎のマント姿の組織が窓を割って入ってきたのだ。そのリーダーは馬顔で『ブンベツ』と言う名であり、ひろしとみさえを連れて行こうとしたがかすかべ防衛隊と共に逃げる事にする。何故か車はエンジンで動くのではなく、ペダルで動かす車となっていた為逃げるのに必死であった。すると、しんのすけが前にデパートであった女性と出会い助けてもらう。しかしその女性の車はガス欠となり、止まってしまう。突如、『ブンベツ』罠の巨大なとうもろこしが道の真ん中に置いてあり、ひろしは引っかかってしまう。

ひろしとみさえとかすかべ防衛隊は、『ブンベツ』たちのアジトへと連れて行かれる。そして現れたのが、春日部市ふたば町の町長『四膳守』であった。『四膳守』は、環境保全組織『ＳＫＢＥ』のリーダーであった。自然を甦らせるための組織で、町長になったのは、その資金集めである事がわかったのだ。そして自然を守るために人間を動物に変える計画を立てており、みさえとひろしが飲んだ薬を開発していたのだ。だが、まだみさえとひろしが飲んだものと残りのしんのすけが拾ってきた分しかできておらず、みさえとひろしから抽出し、大量生産をしようと考えたのだ。かすかべ防衛隊は、牢屋に閉じ込められていたが協力しあって脱出に成功するが、途中で喉が渇いてしまったかすかべ防衛隊は冷蔵庫の中に入っていた、みさえとひろしが飲んでしまった緑の液体の小瓶を飲んでしまう。しんのすけは、開けるのに苦戦しており、ひまわりに先にあげようとすると助けてくれた女性がアジトを攻撃した為強い揺れが生じひまわりも飲む事が出来なかった。みさえとひろしは、『四膳守』の本部に連れて行かされる事になり飛行船に乗せられてしまうのだ。

女性は、お風呂に入りたいとわがままを言い、しんのすけは自分の家のお風呂を貸してあげる事にした。そしてしんのすけは、女性に名前を聞くと『ビクトリア』と名乗られたのだ。『ビクトリア』は、一人で『ＳＫＢＥ』の本部に行こうとしんのすけを置いて行くのだ。しんのすけは、諦めきれずに助けに行く事を決意し、ひまわりとシロも行く事を決意し３人で助けに行こうとするのだ。すると、玄関に動物に変身してしまったかすかべ防衛隊がいたのだ。かすかべ防衛隊も本部に行く事を決意するのだ。