- 2001年4月21日に劇場公開された。
- クレヨンしんちゃんの映画版第9作目である。
- 上映時間は、89分
- オープニングーアクション仮面『とべとべおねいさん』
- 挿入歌ーバズ『ケンとメリー~愛と風のように~』
- 挿入歌ーベッツイ&クリス『白い色は恋人の色』
- 挿入歌ーザ・ピーナッツ『聖なる泉』
- 挿入歌ーよしだたくろう『今日までそして明日から』
- エンディングーこばやしさちこ『元気でいてね』
- キャッチコピーは『未来はオラが守るゾ』
あらすじ
ある日、春日部に新しく出来たテーマパーク『20世紀博』に野原一家は遊びに来ていた。大人達が懐かしい物ばかりで、ひろしとみさえも憧れであった巨大ヒーロー『ひろしSUN』の特撮や『魔法少女みさりん』の撮影アトラクションを楽しむのだ。だが、大人達はどんどんハマってしまい毎日のように遊びにいく事になり、かすかべ防衛隊を含む子供達は『20世紀博』のキッズルームに預けられていた。ところが、風間くんが大人達のハマり方に不信感を抱き、かすかべ防衛隊は怪しく感じるようになる。そして『20世紀博』の影響を受け、春日部では懐かしい車やレコード、ファッションが増えていった。
ある晩『20世紀博』から大事なお知らせがある事をみさえは思い出しひろしと見る事に。その内容は『明日の朝、お迎えにあがります』だけの内容であった。だが、その内容を見たひろしとみさえは急変しすぐに寝る事になり、起きてからすぐにお菓子とジュースを暴飲暴食をして再び寝る事に。いつもと違う二人にしんのすけは可笑しいと言い、しんのすけはひまわりを連れて幼稚園に行く事にするが幼稚園バスがいつまで経っても来ないため三輪車で向かうことにする。そして街中の大人達が子供のように遊んでいて、ふたば幼稚園でも街中の大人達のように豹変していた。
そして突然、街中に音楽が鳴るトラックが走ってきて、それに大人達は乗り込み消えてしまった。かすかべ防衛隊はしんのすけの家に集まっていて、『オトナ帝国』を作っているのではと考えるのだ。その時、臨時ニュースにて集団疾走が各地で起きているのを目撃するといきなり古い番組しか放送されなくなった。
かすかべ防衛隊がしんのすけの家でラジオを聞いといると、『20世紀博』の創立者『イエスディ・ワンスモア』のリーダー・ケンから『街を訪れる20世紀博の隊員に従えば親と再会できる』と言うメッセージでを受け取る。そして従わない者は、『明朝8時を期して捕らえる』と言う事だ。怪しく思ったかすかべ防衛隊は、サトーココノカド―で一夜を明ける事にするのだが見つかってしまい『イエスディ・ワンスモア』とかすかべ防衛隊の親、ふたば幼稚園の先生達に追いかけらながらも『20世紀博』に乗り込むのだ。
そして昔の匂いで幼児化している事に気が付いたしんのすけは、ひろしとみさえに今の匂いを嗅がせようと靴の匂いを嗅がせ元に戻し、みんなを救うため匂いの原因となるタワーに向かうのだ。
登場人物
野原しんのすけ
ふたば幼稚園に通う陽気な5歳児。きれいなおねえさんが好き。アクション仮面が好き。春日部の愛と平和を守るかすかべ防衛隊。
野原みさえ
しんのすけとひまわりの母、ひろしの妻である。幼い頃魔法少女に憧れていた。
野原ひろし
しんのすけとひまわりの父、みさえの夫である。サラリーマン。幼い頃特撮に憧れていた。しんのすけ同様、きれいなおねえさんが好き。足が臭い。
野原ひまわり
しんのすけの妹。みさえに歯向かう程の度胸がある。追いかけられたり襲われたりしても怖がらずに笑っている。
シロ
野原家に飼われている愛犬。特技『わたあめ』。運転ができる。
風間とおる
しんのすけと同じ幼稚園に通う5歳児。エリート。ママが好き。ノリやすい。しんのすけ同様かすかべ防衛隊。
桜田ねね
しんのすけと同じ幼稚園に通う5歳児。りあるおままごとが好き。イラつくとウサギのぬいぐるみを殴る。しんのすけ同様かすかべ防衛隊。
佐藤マサオ
しんのすけと同じ幼稚園に通う5歳児。心優しい性格だが泣き虫。運転すると性格が変わる。しんのすけ同様かすかべ防衛隊。
ボーちゃん
しんのすけと同じ幼稚園に通う5歳児。基本マイペースでゆっくり。しんのすけ同様かすかべ防衛隊。かすかべ防衛隊の司令塔。
よしなが先生
しんのすけが通うふたば幼稚園の先生。ひまわり組の担任。髪型はポニーテール。
まつざか先生
しんのすけが通うふたば幼稚園の先生。ばら組の担任。
あげお先生
しんのすけが通うふたば幼稚園の先生。見た目は眼鏡をかけていて気が弱い。だが眼鏡をとると豹変し荒っぽい口調、性格となる。
園長先生
しんのすけが通うふたば幼稚園の園長先生。見た目が怖いが自分でも気にしている。
ケン
イエスタディ・ワンスモアのリーダー。見た目は眼鏡でキノコヘア。愛車はトヨタ2000GTでとても大事にしている。
チャコ
ケンの恋人。見た目はミニスカートにロングヘア。
キャスト
- 野原しんのすけー矢島晶子
- 野原みさえーならはしみき
- 野原ひろしー藤原啓治
- 野原ひまわりーこおろぎさとみ
- シロー真柴摩利
- 風間とおるー真柴摩利
- 桜田ねねー林玉緒
- 佐藤マサオー一龍斎貞友
- ボーちゃんー佐藤智恵
- 風間とおる(母)ー玉川紗己子
- 桜田ねね(母)ー萩森侚子
- 佐藤マサオ(母)ー大塚智子
- よしなが先生ー高田由美
- まつざか先生ー富沢美智恵
- あげお先生ー三石琴乃
- 園長先生ー納谷六郎
- ケンー津嘉山正種
- チャコー小林愛
感想
良かったところ・面白かったところ
今回の作品は感動ものです!!!
一番感動したところは、ひろしの回想シーンです。ひろしの今までが簡単に分かるし音声は無いけど、表情から喜怒哀楽が読み取れます!でもひろしを元に戻すために靴の匂いを嗅がせるのは面白かったです(笑)
そしてかすかべ防衛隊の運転。。(笑)風間くんは法定速度を守る優秀な真面目と言っているが免許ない事で無免許運転に気づき慌てているとチェンジをくらうところとマサオ君が運転すると性格かわるところ、ネネちゃんのバスガイドしながら運転したりしんのすけと踊るところ!本当に面白くて爆笑しました(笑)是非見て欲しいシーンです!
あとラストでしんのすけが根性を見せるところがありますがそこもまた感動ものです。5歳児とは思えない程の度胸で、ボロボロになりながらも一人でイエスタディ・ワンスモアを追いかけて、計画を止めようとするところ。。。ぴえん。
そしてイエスタディ・ワンスモアのケンとチャコは負けを認め自殺しようとするがしんのすけが止めるのでしんのすけは大人よりオトナだと思いました(^^♪
よろしくなかったところ
特にありませんが、終わり方がちょっと雑かなあ。。と感じました(;^ω^)
この作品を見たいと思うとき
今回はかすかべ防衛隊の勇敢な場面が多いので成長が感じられる作品だと思うのでかすかべ防衛隊のシーンが見たい方はおススメです!!
また笑いもあり感動して泣けるところもありで家族愛も感じられるので是非クレヨンしんちゃんの映画で見て欲しい作品です!♪