爆睡！ユメミーワールド大突撃

ある日、ひろしは夢で双葉商事の会社の部下である川口がミスで取引先の社長にパンツ一枚で土下座をして謝罪していた。だが、取引先の社長は許さずにパンツも脱ぐように支持し、川口はおろそうとしていた。すると、『スーパーＣＥＯマン』の野原ひろしが現れ、阻止することに成功する。だが、窓から去って行くと謎の巨大な魚に飲み込まれてしまうのだ。起床して、話しているとしんのすけやひまわり、シロ、みさえも同じ謎の巨大な魚に飲み込まれた夢を見ていたのだ。

ひろしは新聞紙を見ていると、『解決！？謎の悪夢現象と言う記事』があり、それは集団悪夢シンドロームが起きた隣町の越谷町の出来事であった。

しんのすけは、ふたば幼稚園に着くカスカベ防衛隊のみんなは、夢の話をしたのだ。野原家同様、謎の巨大な魚の夢を見ていた。そこで、しんのすけたちのクラス・ひまわり組に『貫庭玉サキ』が転向してくる。容姿が可愛いため、しんのすけ以外のクラスの男児は『貫庭玉サキ』の周りに集まっていたのだ。だが、馬鹿ばかりだから友達にはなれないと言い捨ててしまうのだ。

ある日、野原家は謎の球に乗って浮かんでいた。野原家以外にもたくさん人はいて、カスカベ防衛隊もいたのだ。これは夢だと気づき、みんなが同じ夢を見ていることでボーちゃんが『シンクロニシティ』と呟く。マサオくんが漫画家になりたいと願うと、乗っていた球が形を変え漫画家になっている姿になった。それをみたみんなは、自分が見たい夢を願って実現させていた。だが、大人達はうまく行かずひろしは前回の夢の続きが見たいと願ったが会社をクビになった夢を見、みさえはホストから借金の取り立てをされる夢を見せられていたのだ。

『貫庭玉サキ』は、ツンツンしていたため他の園児たちと喧嘩になってしまう。持っていた古いぬいぐるみを園児に取られてしまう。取り返すことができたが、追いかけ会いになってしまう。そこでしんのすけが追いかけていた園児達を倒し助けたのだ。『貫庭玉サキ』は、しんのすけにお礼を言わなかったため、ネネちゃんが叱りに行くと助けてと頼んでいないからと素直になれずにいて、『どうせすぐに嫌いになるから』と悲しそうに呟いたのだ。

大人達は悪夢に襲われ、病んでいるが子供達は好きな夢で楽しんでいた。だが、風間くんはその子供達の夢を謎のぬいぐるみ達が吸い取っているのを目撃した。そしてマサオくんの夢は悪夢に変わって崩れてしまい、大人達は同様放り出されてしまうのだ。

風間くんは、この悪夢の事件を話し合おうとカスカベ防衛隊を集めて会議をするのであった。しかし、マサオくんは悪夢がトラウマになっていて使い物にならなかったため、『貫庭玉サキ』を加入させようとネネちゃんが提案する。そして『貫庭玉サキ』の自宅に行き勧誘すると、条件を付けられてしまい『サキのことを嫌いにならない』と約束させられるのだ。了承をしたカスカベ防衛隊は、『貫庭玉サキ』を含めた新・カスカベ防衛隊が結成された。

夢の世界にて、風間くんがみんなの姿を探していると『貫庭玉サキ』と『貫庭玉サキ』の父『貫庭玉夢彦』が密談しているのを目撃し、怪しく思うのだ。そして翌日に風間くんは『貫庭玉サキ』に何か関係あるのか問うとしんのすけたちは仲間にそんなことをしないと叱るのだった。だが、やはり夢の世界にて、『貫庭玉サキ』親子が世界を作り出してるのを知るのだ。ネネちゃんは、裏切ったと思い『貫庭玉サキ』に怒り、『大嫌い』と叫んでしまったのだ。そしてカスカベ防衛隊のみんなは怒ってしまい秘密基地に行くことはなかった。しかし、しんのすけだけは『貫庭玉サキ』に会いに行っていた。すると、『貫庭玉サキ』はしんのすけに普通の夢が見られない悩みを打ち明け、『貫庭玉サキ』の父が夢の世界『ユメミーワールド』を作り人々の『ユメルギー』を吸い取って『貫庭玉サキ』を悪夢から救っていたと知る。そして『貫庭玉サキ』を救うためにカスカベ防衛隊は再び夢の世界へ向かうのだ。